ロックの歴史を読む会

ロックミュージックの歴史という本をみんなで一緒に読みながら俺的意見を挟んだりするがそれに対して意義を唱えるのも全然あり。てかそれがほしい。

白人にウケやすいR&Bとはなんなのか考えるの会。

どうもこんにちは風です。

さて昨日は忙しさを言い訳に本の内容すっ飛ばしてしまったみません。自習!!とか書いたけど本当に自習してくれた人とかいたらなにか報告をくれい!プラターズとか調べてみたよみたいな人いたらもう相当優等生だね

では早速本題に入ってしまおう。本の内容でいくと、第1章 歴史的概念の3段落目。

___________________________________________________________________________________________

ビル・ヘーリー&ザ・サドルメン(のちにビルヘーリー&ザ・コメッツとして知られる)、その数年後のエルヴィス・プレスリーといった白人ミュージシャンは、リズム&ブルーズに対する関心が白人の間で広まっていることに気づき、アメリカ黒人の録音をカヴァー(再録音)し始めた。しかし、カヴァー・ヴァージョンがオリジナルの正確なコピーであることは滅多になかった。カントリーミュージックを歌っていたヘーリーやプレスリーのカヴァー・ヴァージョンは、通常、オリジナルよりもテンポを上げ、ブルーズあるいはリズム&ブルーズのジャズスタイルの伴奏やソロをカントリースタイルのギターやホンキートンクのピアノに変えている。詩についても多くの場合、アメリカ黒人のスラングやセックスへの婉曲的言及は、白人の聴衆に受け入れられやすいと考えられる言葉に置き換えられた。ブルーズとカントリーのスタイルのミックスがますます人気を得るにつれて、リトル・リチャード、ファッツドミノ、チャックベリーなど、アメリカ黒人のミュージシャン達は彼ら自身の録音で白人のハートをつかむようになった。

___________________________________________________________________________________________

そうか、結局白人がR&Bを白人に分かりやすくプレイしたらもっとわかりやすくウケてしまうわけだね。その当時消費者ってのはつまり裕福な白人な訳だからね。うむうむなかなか現実を突きつけられる感。

まあ逆に言えばもはやR&Bがアメリカ中で受け入れられる体勢にはいったというわけですな。めでたしですわ。

ブルーズのジャズっぽいところを、元来白人の音楽であるカントリーとかホンキートンクと混ぜたとかね、歌詞をもっと大衆向けにエロくないものにしたりとかってことなんだね。

要するに、JPOPみたいなものだね。

 

自分の中では代表的なカントリーはやはりこの人。ハンクウィリアムス 

www.youtube.com

こういう感じの音楽を、黒人のブルーズと混ぜて更にテンポアップしたらね、

こうなったと

www.youtube.com

 

なんか気づいたけど、ブラックミュージック系はね、ギターをこうやってジャカジャカ弾くことってあんまないよね。そこは大きく違う気がする。

要するにチャックベリーとかは若干ジャカジャカ感があるけど、そういう意味で寄せてきてた的な??

 

ギタージャカジャカ弾くのが白人持ち味のカントリースタイルとすれば、

日本のバンドとかは結構ギターをジャカジャカ弾くことがあるけど、それは白人系のプレイとうことになるね。

まとめ。

R&Bの曲をハンクウィリアムスと混ぜる、

テンポをあからさまにアップして、

ギターをジャカジャカ弾く。

白人ロックンロールの完成!!!

 

簡単にいうとだけどねものすごく簡単にね。

 

歌詞についても黒人バージョンからどう変化したのか考察してみる必要があるけれど、それに関しては、ブラックミュージックのオリジナルの演奏と、エルヴィスとかがカヴァーしている両バージョンを比べてみればどういう要素を変更したのかわかるよね。

それは次回に回そうと思う。

はいそんなこんなで今日はさようなら〜!

 

風がやってるバンド「Walkings」のyoutubeチャンネル

www.youtube.com