ロックの歴史を読む会

ロックミュージックの歴史という本をみんなで一緒に読みながら俺的意見を挟んだりするがそれに対して意義を唱えるのも全然あり。てかそれがほしい。

ロックンロールはチャックベリーの発明ではなかったんだねー。そうか、じゃあ何か作ったらあたかも発明したぜみたいなアディチュードが大事なのかもしれないねぇ。まぁ彼本人が発明したとか言ったわけではないのかもしれないけれど。というか、ジャンプバンドってなに?

こんにちは風です。

ホント最近涼しいね。半袖じゃ生きられん!

6月ももう下旬だってのに。

YouTubeでなんか観たけどここ数年前から太陽の活動が活発化する周期に入ってるにも関わらず元気ないらしい太陽さん。知識が浅すぎてどういう事がよく分からんけどね!

 

このロックミュージックの歴史という本だけど、全部で235ページある。

つまり1ページに平均3段落ずつあると想定して、ひと段落ずつのブログを毎日更新したとしても、

235ページ×3段落は、705・・・・

つまり705日かかるやん!!!いやーロングターム授業ですなあ、じっくり行こう。しかしまあサボる日も全然あると思うのでそこはあしからず。

 

じゃあ今日は第1章の2段落目いくぞい!

 

今日はブラックミュージックが大衆に受け入れられて行くまでの流れですな。

社会的既成概念を音楽が見事にぶち壊したという話だね。

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 ロックミュージックはアメリカ黒人と白人アメリカ人双方の音楽的伝統のスタイル諸要素を結合したものだったため、この音楽が発展するためには人種間のコミュニケーションと相互理解がある程度まで必要とされていた。アフリカ人が奴隷として新世界(New World)にもたらされて以来存在していた人種の壁は、白人のティーンエージャーがルイ・ジョーダン&ヒズ・ティンパニ・ファイブといったジャンプバンドのリズム&ブルーズを聴き、踊った40年代後半に崩れ始めた。最初ラジオ局やレコード会社の白人オーナーの多くは、アメリカ黒人のパフォーマーの音楽を普及させることに抵抗したが、1951年までにはプラターズムーングローズといったアメリカ黒人のヴォーカルグループの滑らかでリズミックなサウンドがティーンたちの耳に届いていたのである、彼らの音楽は人種差別をずっと続けることを拒んだ一匹狼的ディスクジョッキーたち、とりわけもっとも有名なクリーブランドのラジオ局WJW局、ラン・フリーなどのラジオ番組を通じてとどけられたのだった。また、とくに50年代前半にはカーラジオ、その数年後にはポータブルトランジスタラジオといった具合に、以前と比べてラジオが容易に手に入るようになったのは、重要なであった、それによってリズム&ブルーズやロックミュージックがティーンにもたらされたからだ。

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はい。

なるほどね、黒人の音楽が大衆音楽として認められるようになる物語をここで超簡潔に書かれている感じですね。

しかし白人のティーンエージャーめちゃめちゃ素直だなー。なにこの曲かっけえじゃん!

っていって普通に黒人の音楽でもハマっちゃうていう。まあ世代交代的な意味もあるのかな?

自分は平成2年生まれで戦争体験していないせいか、世界中誰とでも仲良く出来る気がしちゃうもんね。

そんな感じかな?

 

ま、今回の段落はミュージシャンの名前が出てきたので紹介していきましょう。

ルイジョーダン

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これジャンプバンドのリズム&ブルーズっていうスタイルなのね。というかジャンプバンドって何???初めて聞いたんだけど。

世界百科事典調べたら出てきました。

…30年代後半に白人のスウィング・バンドがジャズの主導権を握り甘く上品な演奏スタイルが広まったことの反動として,おもに中西部出身の黒人バンドが黒人の踊りの肉体感覚を強調した,あくの強い演奏へと傾いて行った。こうしたバンドをジャンプ・バンドjump bandと呼ぶ。カウント・ベーシー楽団(そのテーマ音楽は《ワン・オクロック・ジャンプ》という曲)はこの感覚を中西部からニューヨークに持ち込んで人気を博したが,地方で活動し続けた楽団には,さらにジャンプ感覚を強調したものもあり,それらが40年代半ばに〈リズム・アンド・ブルース〉を生む基盤となった。…

 

そうか、要するにリズム&ブルーズ(Rhythm and blues)の前身的音楽な訳ね。てかワンオクロックて言葉出てきてびっくりしたんだけど。

まさかあのワンオクロックがここからバンド名とってたとしたらバリ渋すぎじゃない?

 

まあいいけど要するに、R&Bのことよね、ブルーノマーズとか久保田利伸R&Bって言われてる気がするけど、もともとの意味でのR&Bと音楽性変わりすぎじゃない!?!?

意味が広すぎるだろうR&B

リズムのあるブルース基盤になってる音楽みたいな事なんだろうけどもさ。

最近の方のR&BはせめてNEW R&BとかPOST R&Bとかなんとか言ってくれないと分かりづらいわ!

 

aさん「どんな音楽やってるんですかー?」

bさん「R&Bやってるよ」

aさん「えー、私も好きですR&B。じゃあビヨンセとか好きなんですかー!?」

bさん「いや、そっちじゃなくて、ローリングストーンズとかの方」

aさん「へえー、ローリングストーンズってR&Bなんですねー。」

 

みたいな会話が起こってしまいかねない。

なんか良い名付け方無いかなー、R&Bの新しいバージョン。

 

 

3分くらい考えたけど思いつかないので次行きます。

 

 ルイジョーダンて人の曲はしかし本当にチャックベリーとかのthe ロックンロールの前段階という感じがあるね。これそのままスピード早くしたらチャックベリーの曲にありそうじゃない?

てっきりこう言う音楽ってチャックベリーが突然発明した音楽なのかと思ってたけどそういう訳でもなさそうって事でホッとした。

これとか更にロックンロール近いなしかも。

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比べてみるとわかりやすいです。

 

あとプラターズ、ムーングローズという名前も本文に出てきていますが、なんか全部紹介していたら途方もないような気がしてきたので割愛させていただきます。

 

だけどね、この名前は外せないよね。

ラン・フリードというラジオDJ

彼はね、まだ黒人差別が色濃く残っていた時代は大衆向けの番組ではかけてはならないブラックミュージックをかけまくって、アメリカにそれを普及させたとされる英雄だね。ロックンロールという言葉も彼が流行らせたということになっているらしい。

この人ブラックミュージックばっかりかけるから一旦DJクビになったりとかしたらしい。

まあそもそも公共の電波にのせて『ロックンロール!!』とかいうってのは前も説明した通り、『性行為!!』って叫ぶのと一緒な訳だからかなりはっちゃけた人だったんだろうね。

しかし人に怒られるかどうかより大事な事ってあるんだねーやはり。

なんかアランフリードて検索すれば割と詳しく書いてあるページ普通にあるから読んでみても良いかと思う。

まあそんなこんなで今日はこの辺で。

 

ばいちゃ!

 

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